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教えて!酒谷先生~ストレスQ&A~

夜明け前に目が覚めるのは、 老化現象なのでしょうか?

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50代 会社員 男性からのご質問

最近、まだ夜が明けない早朝に目が覚めてしまい、その後は眠ろうと思っても朝まで寝つくことができません。老化現象でしょうか、それともストレスでしょうか?

酒谷先生の答え

睡眠には、メラトニン*1という脳内物質が大切な役割をしています。

メラトニンには、睡眠と覚醒のリズムを調整し、自然な眠りを誘う作用がありますが、加齢に伴い分泌量が減少するため、朝早く目がさめるようになります。したがって、年齢を重ねることで朝早く起きるようになるのは老化現象の一つなのです。

ところが、ストレスがあると朝まだ暗いうちから目が覚めてしまい、十分な睡眠が得られないことがあります。これは早朝覚醒あるいは中途覚醒とよばれる睡眠障害で、うつ病の症状の一つでもあります。私もストレスによる早朝覚醒に時々悩まされます。このような時は、思いきってベッドから抜け出して、散歩にでかけ朝陽を浴びるようにしています。朝陽を見ることで、鎮静作用のあるセロトニン*2が増えるのでイライラしていた気持ちも落ち着きます。

また、朝陽を見た時点から15時間くらいにメラトニンが分泌されると言われていますので、朝陽は夜の寝つきを良くしてくれる効果もあるようです。ストレスによる睡眠障害には早寝早起きの習慣が効果的です。

*1メラトニン
睡眠を促進するホルモンで、脳の松果体と呼ばれている部分から 分泌されます。メラトニンは夜眠る頃に分泌が亢進しますが、朝目が覚める頃には低下します。
*2セロトニン
脳内の神経伝達物質のひとつであり、精神面などの心の病気に陥 りやすいと言われています。生体内ではトリプトファンという必須アミノ酸の一種 からつくられます。

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